今月に描いた本気絵の制作過程について語る【固着発動「ルキフグス」編】
こんにちは、水スライムです。
今回は最近描いたイラストを自分で解説し、自分で反省するだけの記事です。
また「今後の画力向上に生かせる部分を発見」「未来の自分が読んで見直す」機会が作れるので、これから本気絵を描いた際にはこのように記事出来ればなと思います。
それでは早速どうぞ。
【2020.7.26 作成:固着発動「ルキフグス」】
完成絵※今回はあくまでおまけ。あと見やすくするため、白背景を使わせていただきます。
制作したきっかけ
- 推しで良く描くキャラだけど、設定資料集などでキャラデザが紹介されなかったため、今後の参考絵にしたかったから。
- 自分で描こうにも中々描けなく、画力の上がった今に描きたかったから。
- 今の画力で厚塗りと立ち絵の練習をしたかったから。
そのためポーズは非常にシンプルである。しかし、実はこの絵、7月から考えて制作したのではなく......
【去年の11月から制作を始めていた】
[blogcard url="https://mizusuraimu.hatenablog.com/entry/2019/10/24/130634"]
11月と言えばルキフグスとカオス様の力作絵を完成させた後の話。
しかもまだブラシ塗りでカラーイラストを描いていた頃である。
その時に描いた絵がこちら!
いや、その前に顔ブサイク過ぎんか......?悪口&自虐
全身資料が無かったから全身をメインで描いたとはいえ......とりあえずカラーラフであったことを信じたい。
※ちなみに2020,1,10作成と表記されているのは、決して三ヶ月もかけて描いていたのではなく、暇な時にちまちま描いていったことをご理解ください。
この絵の特徴と違う点
最初、目につくのがポーズだろう。
お辞儀ポーズが印象的でもある、ルキフグスのイメージが表現できているようだった。
実際の画像(これは大胆なので違うが)↓
しかし肝心の服の模様を一部隠していたため、その時に全部修正しようと思ったとか。描いて無かったら構わない気もするが、出来れば両手は服などに触れない方がいいかもね。
もしオリジナルとかでキャラデザを考えて描く場合は、注意した方がいいだろう。
次にキャラデザにありがちな「後ろ姿」を描いていたこと。適当な(?)影もないため、この作業を最後に途中から放り出した模様。
恐らく後ろ姿の模様をゲーム内で割り出すことが、出来なかったためだと思われる(普段は羽で隠れていて、しかも画質が悪く見えにくかったとか)
想像で描こうと思えば描けるが、もし違っていたことを考えるとなぁ。完璧主義者か
あとこれを普通のイラストと評し、公開していたら「第二の黒歴史ルキフグス」を出していただろう。現推しキャラの彼に対しては、綺麗に!カッコよく見せたいのだ!(病気)
【ポーズ修正後とそのカラーラフ】
時間が保存されていて分からなかったが、恐らく3日もかからずカラーラフを仕上げたと思われ。
勿論Twitterやブログで紹介しました。
【COJ】【版権】ルキフグスの全身資料が無かったから、自力で考えて、描いてみたやつ。
カラーラフで終わるつもりが、現在色々と手を加えている最中。今月までに完成予定。#ラフ画 #イラスト pic.twitter.com/VSwlkLlANx
— 水スライム@低浮上 (@mizusuraimu1653) 2020年7月15日
[blogcard url="https://www.mizusuraimublog.com/?p=59"]
と、本来ならここで終わる予定だったが......
【色塗りと線画調整作業】
その後「このカラーラフの状態で、厚塗りをすればどうなるのか」と考えてしまい、結局継続することに。あと厚塗り練習もしたかったしね。
こうして線画とベース色、影色のカラーラフレイヤーたちを中心に、調整や修正を行い始める。
↑最終的にはこうなった。
また今回はベース色や影レイヤーを体パーツごとに分けていなかったため、影塗りをする際は「乗算」メインだった。ここから1枚の影レイヤーを中心に色を重ねまくったとされる。
あと当然だけど、これらの作業が1番時間がかかったぞ。
ちなみに鼻の穴を付けない方が、顔立ち的にイケメンな気もする。
あるかないかで絵柄によって変わる部分だけど、自分の絵柄だと線画よりも色で推した方がいいかもね。
まあ、こんな風にたまに描く時もあるが......落書きの場合?
【武器と装備仕上げ】
まず右にある羽装備。
※ちなみに浮いてます。
COJというゲーム内では、このように後ろ姿で羽を見ることになるのだが、今回は正面だったということで、完成では敢えて目立たせないように。
(続いてルキフグスの武器に関してだが、鍵を持った魔導士という設定なので、以降は「鍵杖」と呼ばせて貰う)
また鍵杖は前描いた過去絵から、鍵のベッド部分と棒、鍵のブレード部分とそれぞれパクって(?)、線画とかを調整することに。構図に合わせて変形と調整をするだけで、大分雰囲気が出るぞ。
しかし問題だったのが、鍵杖が高すぎたこと。
ゲーム内を見れば分かる。背丈を超える程に高い(2回目)
そのため背景作業に入る前には、キャンパスサイズを変更した。あと余談だが、彼はこんなデカい武器を片手で振り回していたそうな。
【最後は背景を描けば終わりのはずが......】
立ち絵のみしか考えていなかったので、背景は無しにする予定だった。しかしカラーラフが完成したらしたで......省略
あとタイトルも決めないと行けなかったので、背景と合わせざる負えなかった。それに悩んでいたのか、手直しが多くなり、2日も使うことになる(時間は約12時間ぐらいか)
最終的に考えついたのが、「フィールドで召還され、守りに撤する固着持ちのルキフグス」をイメージしたものになった。
......COJ未プレイ者には何言ってるか分からないから、ここだけはスルーしてください。
【この絵を描いて良かった点と反省すべき点】
厚塗りの練習になった
最も自分の絵柄の印象を変えたこの塗り!
初めのうちは難しくて、不安だったけど、実際描いてみたらそうでも無かったとか。
というか、ブラシ塗りよりは描きやすかったはず。かっこいい絵柄には、相性のいい塗り方だと思いました。
描き方が自分にあっていた
厚塗りと同じく。あと制作時間が短縮されそうだったので、ブラシ塗りから変えて正解だったと思う。
ここからは反省点。
頭身を高く設定したこと
武器とのサイズが合わず、結局A4サイズのキャンパスを変更した原因。
実際は細マッチョの3Dモデルを使って描いていたものの、元々身長が高く設定されていたらしく、結果こうなったとか。今までのルキフグスの絵は、膝から下を描くことは無かったね。
ちなみに頭身は9ぐらい......って、デカいわ!
1つ言い訳するなら、実際のゲームはDTCGだし、しかもユニットであるため人間よりは2倍以上の身長があるとか。そのため、このくらいデカくても違和感は無いはず......
背景に時間をかけすぎたこと
立ち絵メインなのに、そこで時間かけてどうするねん!
白背景でも良かった気もするが、手抜きと思われるのが余程嫌だったのだろう。
いずれにせよ、これからの事を考え、本気絵に1ヶ月はかけていられないので、せめて2〜3週間ぐらいに完成させよう……とは思っている。
【最後に今後の作業はどうするか?】
身体ごとに分けるレイヤーは少数に
今までなら細かく分けてはいたが、ごちゃごちゃになって何度も切り替えるぐらいなら、いっそうのこと「少なくした方がマシ」だと今回の作業で感じた。
例えばルキフグスの場合だと、顔、目、帽子、髪は大事な部分なので必ず分けた方がいいだろう(ちなみに今回の絵、目だけは分けていたとか)
メモを取っていくか
今後このような記事を展開するなら、重要かもしれない。
例えば1日作業が終わる度、今日制作した部分や描いた感想などをまとめて書き、反省すると。あと進捗記事が書きやすい気がするね。
また独学するなら自分だけなので、これはある意味、成長に繋がる勉強法かもしれない……
以上。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今日はここまで。
次回もよろしく〜